pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

アリーヴェ・デルチ!!

14:00〜 キャラメルボックス「まつさをな」@サンシャイン劇場
マチネで。最近、キャラメルボックスの公演は、意図的にマチネのチケットを確保しております。昼だと、電車が空いているんだよねー。


今回はキャラメル史上初めて、「時代劇で女性が主人公」という、なかなかチャレンジングなことをしてきました。
もともと、キャラメルボックスの公演で女性が主人公となると、チケットの売り上げがだいぶ落ちる上に、春の公演は毎年芳しくないというデータが残っております(女性客が圧倒的に多いため、ってぇのが一番の理由か?)。


今回の主役は、若手の温井摩耶。キラリと印象に残る芝居をする、いい役者さんだと思うのは私だけか?!
客演には、劇団☆新感線粟根まこと!久々に出てくれましたねぇ。小ネタ満載で、存在感たっぷりでした。ビバ!メガネ侍www


カーテンコールでの大内厚雄さんによれば「平日公演はたっぷりチケットあります…」とのこと。やはり、春の公演は厳しいよねぇ。
終演後、サンシャインシティのオムレツ屋で遅い昼飯のあと、下北沢に移動。



19:00〜 TEAM発砲・B・ZIN Last Shooting「ジューゴ」@本多劇場
結成15周年記念にして、解散公演。「大の大人が笑って泣けるヒーローもの」をコンセプトに突っ走ってきた劇団が、いよいよ「最終回」を迎えます。


なぜ解散なのかは、近年の劇団活動を見れば一目瞭然。
主宰のきだつよしが忙しくなり、劇団としての活動が難しくなってきたこと、これに尽きます。
前回の「マジヨ」のときも、平行して別のプロデュース公演の作・演出に忙殺されていたようですからねぇ。しかも、そっちのほうがアイドル主演の分「キャク」も呼べるし、ハコも大きかった…。


来たるべくして来てしまった解散公演ですが、最後の作品では、客寄せパンダの有名人を呼ばずに、劇団員だけで直球勝負。
最初から最後まで走って動きまくった、とても楽しく、そして「笑って泣ける」話でした。端々に、過去作品を思い起こさせるシーンが取り込まれており、まさしく集大成となる舞台ではなかったかと。


カーテンコールでは、劇団史上、最初で最後となるキャストによる挨拶が。
日替わりで、本日は西ノ園達大が担当。劇中の挿入歌の弾き語り披露もありと、サービスいっぱいでした。
終演後、15周年記念DVDを購入して帰宅。ご祝儀ご祝儀♪


「TEAM発砲・B・ZIN」という「番組」は終わるけれど、またどこかで、きだつよしの「新番組」が始まるかもしれない。終わりではない、また新しい何かが始まるのだと、前向きに、そして笑ってこの劇団とお別れです。

アリーヴェデルチ!!またいつか。