ツール・ド・フランス 第８ステージ

後半に１級山岳３連発！
クライマーにとって勝負どころの、ティーニュ山頂ゴール。この１級山岳のポイントを全部取れば、60ポイントの荒稼ぎ！

前日大活躍のゲルデマンを擁するTモバイルは、エースのロジャースがラスムッセンらとグループを形成し、そのままマイヨ・ジョーヌをゲルデマン→ロジャースに移動する作戦か。

しかし、山岳途中でロジャースがまさかの落車！再びグループ・ラスムッセンに追いつくが、じりじりと離される。落車の激突で肩？を痛めた模様。
苦痛に顔をゆがめながら走り続けるが、大集団にパスされたのち、ついにマシンを降りる。
マイケル・ロジャース、涙のリタイア！

ラスムッセンは淡々と山岳を走り続ける。ラスムッセンすげぇ〜！エースを失ったTモバイルは、先頭グループを追って、大集団を引っ張るが、時すでに遅し。
しかも、最後のティーニュの登りで、ラスムッセン再加速！追っていた２人がちぎられる。時を同じくして集団からAg2rのモロー、サウニエルデュバルのマヨ、そしてバルベルデも。ベテランの「発射」に、各チームのエース級も動いた。アスタナ勢もサボルデッリらが集団を引いて追う！

ステージ優勝はそのままラスムッセンがぶっちぎり！！山岳賞も併せて受賞！強い！強すぎる！
そして、ついにラスムッセンがマイヨ・ジョーヌを着ることに！

イバン・マヨが２位。バルベルデが３位。モロー、シュレクと続く。
アスタナ勢はヴィノクロフが力尽き、アシストのクレーデンともども、ようやく４分半遅れでゴール。ヴィノクロフの総合優勝は厳しいか。

明日の休息日を挟んで、第９ステージは、カテゴリー超級の山岳が２カ所も待ちかまえる、アルプス最終ステージ。