pekopon001’s diary

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キャラメルボックス「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」@サンシャイン劇場

キャラメルボックスの代表作の1つ、と言ってもよい作品の、7年ぶりの再々演。
成井豊脚本の、王道を行くハートフルファンタジー

この作品、ファンからの再演要望が多いにもかかわらず、まだ3回目の上演にとどまっている理由は、主人公の役柄が非常に難しく、かつ成井&加藤昌史のお眼鏡にかなわない女優が現れない限り上演しない!と断言していたからである。


初演が町田久美子、再演が小川江利子(ともに退団)。そして今回は高部あい。なんと客演である。思い切ったことするなー。「てるてるあした」絡みでの起用かな?
近年のキャラメルボックスは、演劇業界以外からの客演を積極的に試みており、また新たなステップを踏み出したように思えます。


で、今回の主人公「ほしみ」の役が、前述の高部あい。ほしみの父役に、山田幸伸。彼はたびたび客演しているので、すでにお馴染み。
初演はビデオで、再演は同じサンシャイン劇場で観ているのですが、クライマックスシーン、泣かないもんっ泣かないもんっ、と我慢していたのですが、やっぱり泣いちゃいました。もうボロ泣きw
家族の絆と別れを描いたお話なのですが、こういうのに弱いのよ…。もうボロボロ泣いちゃうあたり、もう年かねぇ…。


終演後に、キャラメルボックスとしては初となるアフタートーク
成井豊石川寛美が、過去3回の「カレッジ…」の思い出や裏話を披露してくれました。石川さんも、女優としては近年の舞台に立っておらず、後進を育てる立場+声優業がメインのようです。ナマの「カウント〜ダウン!」は良かったw