pekopon001’s diary

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F1オーストラリアグランプリ・決勝

荒れる開幕戦とはよく言うが、本当に荒れまくり。近年まれに見るサバイバルレースとなった。


早々にデビッドソンやフィジケラ、バトンにウェバーらがリタイアしたかと思うと、その後もリタイアが続出。
中盤、クルサードとマッサが接触クルサードのマシンは大破、マッサものちにリタイア。
ろくにテストもしていないSAF1佐藤琢磨もトラブルでマシンを止めたかと思えば、トヨタグロックも、コースオフ→マシンコントロール不可でマシン大破。


セーフティカーが3回も出動し、終盤には周回する車がたったの9台という異常事態に。
しかも、残り3周となったところで、4位を走行していたセバスチャン・ボーデのマシンから煙。そのままマシンを止める。ピットインのタイミング等、アクシデントの妙を知り尽くした感があるのは、さすがチャンプカー4年連続チャンピオン。それだけに悔しいリタイアである。

ライコネンもエンジントラブルでリタイア。この2台、完走扱いにはなるものの、チェッカーフラッグを受けたのは7台のみ。まさにサバイバル!


しかも、6位でゴールしたバリチェロは、ピットレーン出口のレッドシグナル無視が発覚したため、失格が濃厚か?


そして、そんな荒れるオーストラリアを制したのは、「何もしなかった」ハミルトン。完璧なレース展開で、ほとんど国際映像にも映らず、ポールトゥウィン。若いのに、なんて老獪なレース運び。

昨年チャンプのライコネンには、踏んだり蹴ったりのレース。予選から決勝までマシントラブルに泣かされた展開となった。
また、戦闘力の劣るルノーで見事4位フィニッシュのアロンソ。この辺は経験のたまものか。


優勝:ルイス・ハミルトンマクラーレン
2位:ニック・ハイドフェルドBMW
3位:ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
4位:フェルナンド・アロンソルノー
5位:ヘイキ・コバライネンマクラーレン
6位:ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
7位:中嶋一貴(ウィリアムズ)
8位:セバスチャン・ボーデトロロッソ


今回のレース、生き残ったもん勝ち。中嶋一貴は、うれしい初ポイントゲット。


【追記】
やはりバリチェロは失格。中嶋、ボーデは繰り上がり。で、9位だったライコネンが8位となり、1ポイント獲得。