ツール・ド・フランス 第10ステージ

後半にカテゴリー超級山岳が２つも待ち受けるステージ。
逃走集団は最後の登りで吸収、総合争いを繰り広げる連中による駆け引きが始まる。

そんな中、飛び出したのはサウニエルドゥバルのピエポリ（今年で37歳なんだぜ…）。シュレクら３人と先頭を走る。いざステージ優勝へ。
マイヨ・ジョーヌのキルシェンは途中から余裕がなくなったのか、集団から置いて行かれることに。リーダージャージともこれにてお別れか。

エヴァンス、メンショフ、サストレら７人の追走集団が形成され、先頭の３人を追いかけるが、彼らはステージ優勝よりも「いかにライバルを引き離すか」に重点を置く。

残り２km、残ったのはチームメイトのピエポリ＆コボ。シュレクが千切れる。マイヨ・ジョーヌ争いは微妙に。
そしてそのまま２人仲良くゴール。昨年ジロのシモーニ＆ピエポリの光景を思い出す。

シュレクは27秒遅れの３位。
グループ・エヴァンスは２分17秒遅れでゴール。

結果、マイヨ・ジョーヌは僅差でエヴァンスが獲得。総合２位のシュレクとの差、わずかに１秒！
キルシェンは総合７位まで順位を落とす結果に。

明日の休養日を挟んで、後半戦は明後日から。