ブエルタ・ア・エスパーニャ 第14ステージ

仕事の関係でしばらく見ていなかったら、いつの間にやら、リーダージャージは昨年ツール覇者・コンタドールのもとへ。
今日のステージは１級山岳が続き、最後はスキー場がある峠の山頂ゴール。

残り10km付近で集団は30人弱に絞られ、あとは誰が飛び出すかという展開。集団の中心はもちろんコンタドール。
総合２位のライプハイマーや３位のサストレは、ここで攻め、なおかつコンタドールを引き離さないと、総合優勝が厳しくなる。

そんな中サストレ、そして総合５位のバルベルデが千切れてしまう。
残ったのはライプハイマー、コンタドール、そして総合７位のモスケーラ。モスケーラのアタックが効いたか？
残り３km、バルベルデやサストレに足は残っていないのか？「加速」がかからない。

残り２km、３人で仲良く走っていたが、一気にコンタドールが飛び出す。
鮮やかな逃走劇。
何だか、全盛期のランス・アームストロングを見ているような感じだ。ここぞというときの勝利は決して逃さない。
加速したコンタドールはエンジン全開。完璧なステージ優勝を果たす。うわぁ、強ぇ〜。

最後にライプハイマー、モスケーラも追い込むが、届くわけもなく。その後、20秒遅れでサストレが６位。何とか最小限の遅れでゴール。
バルベルデはコンタドールから遅れること59秒でゴール。総合優勝は絶望的？

総合首位はもちろんコンタドール。２位はライプハイマーで１分17秒差。アスタナのチームメイトということで、よほどのことがない限り、ライプハイマーはこのままコンタドールのアシスト役か？
３位はサストレ。３分41秒差。