pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

決戦の地はヤマハスタジアム

大宮アルディージャ×京都パープルサンガNACK5スタジアム
引き分け以上ならJ1残留が決まる京都と、引き分け以下だとJ1残留を決めることができない大宮。

前半は大宮の理想的なゲームだった。完全復活の小林慶行を起点に、流れるようなパス回しから、最後はゴール前に詰めたラフリッチが先制ゴールを決める。
この展開は、まさに樋口監督の掲げたアクションサッカーそのもの。観ていて気持ちよかった。

しかし、それを90分間魅せ続けることは難しいもの。後半になると攻守の切り替えから、再三のピンチを迎え、ついに58分、柳沢−林の前線のコンビネーションから、同点ゴールを献上してしまう。まさに電光石火。これに関しては、彼らがお見事、というしかない。

もともとこういったカウンターサッカーが得意ではない大宮だが、こうなると「このままでいい」京都イレブンは無理をせず、残留に向けてリスクを冒さないサッカーへとシフト。
大宮にチャンスを与えてくれない。

そして4分のロスタイムは無情に過ぎ、山西主審のホイッスル。1−1のドロー。


後半は正直、京都のコントロール下に置かれてしまった、大宮のホーム最終戦だった。
とはいえ、負傷のため、ベストコンディションではない中ピッチを駆けめぐった藤本、累積警告のため、出場できないレアンドロの穴を埋めたディフェンス陣を評価したい。

これで京都は勝ち点41、残留が確定。
大宮は勝ち点40にとどまり、来週のアウェイでの磐田戦ですべてが決まる。


試合終了後、ホーム最終戦のセレモニー。
渡邉社長、小林慶行ともども「我々はまだ何も手にしていません。でも、この舞台を絶対にJ2の試合会場にはさせません。来週は勝って戻ってきます」との力強いあいさつ。
最後は選手全員でのグラウンド1周で、今シーズンのホームゲームは幕を閉じた。


果たして、J1残留を決めることができるのか、それとも入れ替え戦に回るのか。
勝ち点37の磐田は死にものぐるいで攻めてくるだろう。敵地での引き分け以上とハードルは高いが、自力でのJ1残留を決めてほしい。


…来週、磐田に行くかwww休みだし。