ジロ・デ・イタリア 第5ステージ
標高1972mから一気に駆け下り、再び標高1844mのアルペ・ディ・シウージの山頂ゴールを目指す過酷なステージ。
最後の上りの勾配はおよそ10%もあり、力なき者は容赦なく振り落とされる。
振り落とされたのはガルゼッリ、クネゴ、そしてなんとランス・アームストロング。
とくにランスは相当厳しいようで、チームメイトに守られながら、じわじわと集団から離されていく。かつてのツール王者も、ブランクと怪我には勝てないか。
集団を引くのはリクイガスのバッソ。
ライプハイマーやメンショフ、ディルーカらが続く。マリアローザのロヴクヴィストも追いすがる。
最後の駆け引きでゴールを駆け抜けたのは、ラボバンクのデニス・メンショフ。ディルーカが続き、3位にロヴクヴィスト。以下バッソ、ライプハイマー。
この結果、マリアローザは、ロヴクヴィストからディルーカへ。ボーナスポイントの分でぎゃくてーん。
クネゴは先頭から2分30秒遅れ、ランスに至っては3分も遅れてしまう。総合争いで大幅に後退。
昨日の後退も意図的なものではなく、単純に力が残っていなかったことが判明した。
そういえば、元F1ドライバーの片山右京氏が、バルロワールドのチームカーに乗っていましたねぇ。スタート前にはサインとかも書いていたようですし。
ヨーロッパでの知名度は抜群みたいですなぁ。かたや母国の日本では…。
この辺はF1が「文化」となっているか否かの違いですな。