キャラメルボックス「容疑者xの献身」@サンシャイン劇場
えーっと、まあ、あれです。
東野圭吾原作、福山雅治主演で有名なあれです。
ええ、劇場版が大ヒットしたあれです。
あれをキャラメルボックスで舞台化したものです。
えーっと、そもそも原作未読、テレビシリーズも未見、劇場版も観ていないという私だったので、探偵ガリレオシリーズを初めて見たのが、この舞台版ということになります。
ベタな感想を述べさせていただければ「実に面白いw」。
この物語の犯人の狂おしいまでの「愛」、そして「献身」は凄まじい。
愛する者のために、ここまでできるものなのか?
ラストシーンでは涙が止まらなかった。
バッドエンドなのか?それともハッピーエンドだったのか?
はたまたエロゲ風に言えば、トゥルーエンドなのか?
それは見た人それぞれの判断である、と。
従来のキャラメルボックスの作風からすれば、明らかに「異質」の作品。だが、それでもキャラメルボックスたりえんとする作品だった。
今年のキャラメルボックスを代表する作品になる、と断言しておこう。
そういえば刑事役で、劇団ショーマの川原和久氏が客演されたのですが(舞台そのものが4年ぶりだそうで)、どうしても「とっくめいががっりのかめやま〜」ってセリフが出てきそうなイメージが付いてしまいましたね。テレビの力って、こわいわぁ。