ツール・ド・フランス 第3ステージ
マルセイユ→ラ・グランド・モットの196.5km。後半はまったくの平坦コースで、最後は大集団でのゴールスプリント勝負が濃厚と予想されたが…。
4人の選手が逃げ、それを7分差で大集団が追いかける展開だが、集団は徐々にその差を詰める。
途中、ランプレのブルセギンが落車したが、治療後にほどなくして集団に復帰した模様。
残り30km付近、チーム・コロンビア全員がアタック、集団を一気に引き離し、そのまま先頭の4人を一気に吸収した。
この先頭グループは、マイヨ・ジョーヌのカンチェッラーラ、アスタナのアームストロング、ポポヴィッチ、ミルラムの数人やスキル・シマノの4人など、およそ30人弱で形成され、集団との差を広げた。
残り10kmになっても、その差は35秒。もはや集団は彼らを追うことをあきらめた。
チーム・コロンビアの「作戦」は大成功である。
30人のゴールスプリントは、当然のごとくカベンディッシュがぶっちぎってステージ優勝。サーヴェロのフースホフトも必死に食らいついたが、まったく相手にせず。
昨日に続いて今ツール2連勝である。
カンチェッラーラ6位、そして、スキル・シマノの別府史之が8位でゴール。映像には映っていなかったけどw
しまった、クイズの答え、何で「イギリス」にしなかったんだろう。
いやね、大集団のゴールスプリントでベンナーティが来るかなーって思ったので、「イタリア」で応募したのですが…。
総合1位はカンチェッラーラがキープ。
ランス・アームストロングが3位につけております。まあまだ3日目ですけどねー。
それにしても、今日のコロンビアの「逃げ」は実に鮮やかだった。
単独の逃げはたいがいにおいて失敗するが、チームごと逃げると効果は絶大である。
明日は、久しぶりに復活のチームTT。チームの総合力が問われます。