pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

ツール・ド・フランス 第20ステージ

いよいよ最終決戦。
待ち受けるのは、カテゴリー超級山岳のモンバントゥー山頂(1912m)。

モンバントゥー登りの手前までは、16人の選手が仲良く?逃げて、マイヨ・ジョーヌの大集団が8分ほど遅れて追いかけていたが、登り口に差し掛かった頃には、その差は4分弱に。
集団を引くのはガーミン・スリップストリーム、そしてアスタナ。


先頭を走っていた16人はいつの間にかばらけて、3人に絞られる。
大集団も20人弱のグループに減少。総合争いを繰り広げる選手達は全員残っていたが。


残り13kmで、コンタドールら総合上位グループの中から、最初にアタックをかけたのはフランク・シュレク
アームストロングが反応、コンタドールも続く。

残り12km、今度はアンディ・シュレクコンタドールが抜け出すが、他のメンバーが付いてくることができない?
アームストロング、クレーデンと、表彰台を狙うメンバー、ここに来てきついのか。

その後も、アンディは小刻みにアタックするが、やはり付いてこれるのがコンタドールのみの模様。
アタックしては遅れた連中が合流し、またアタックしては…を繰り返しながら、先頭を追いかけるグループは、いつの間にやら10人ほどに。


残り9km、いよいよアンディ&コンタドール、そして総合7位のニバリも加えた3人で、残った先頭の2人を追いかける。
その差は1分半弱。

先頭を走るコロンビア・ハイロードのマルティンラボバンクガラーテは、何とな〜く粘る感じで。


残り6km、アンディ&コンタドール&ニバリは、お互いに牽制。
おや?マルティン&ガラーテ、うまいことすれば逃げ切れる…か・も?


残り5kmで飛び出したのは、山岳賞ジャージのペッリツォッティ。
また、遅れていたアームストロングらが、コンタドールら3人に追いついて、再び元のグループに。

あれ、この総合上位グループって、やっぱりこのままマルティン&ガラーテに追いつかないんじゃあ…?


残り3kmの時点で、ペッリツォッティはマルティン&ガラーテとの差を1分に縮める。
果たして追いつくことができるか?


残り1km、動くアンディ、反応するコンタドールとアームストロング。
アンディ・シュレクは執拗に誘っている様子だが、コンタドールは動かない。


結局、ステージ優勝争いはそのままマルティン&ガラーテに絞られて、ガラーテが優勝。マルティンが2位。
何と、この2人が逃げ切っちゃった…。

40秒ほど遅れてアンディ、コンタドール、アームストロング、フランクの順でゴール。


コンタドールは、最後までアームストロングの3位表彰台を気にかけていたのか??、自分からは1回もアタックをかけることなく終了。
総合首位の選手が、3位の選手の「アシスト」ってことですか。すげぇなぁ、コンタドール


この結果、アルベルト・コンタドールは、2年ぶりのツール制覇がほぼ確定。
ランス・アームストロングは、現役復帰のツールで3位表彰台と、アスタナ勢は1−3フィニッシュということに。

そのアームストロングは、来シーズンは新チームを結成して戦うみたいですね。


何はともあれ、明日はパリ・シャンゼリゼの凱旋ゴール。
とりあえずステージ優勝はカベンディッシュですね、分かります。