キャラメルボックス×古典戯曲
オリジナルの現代劇およびファンタジーを得意とするキャラメルボックスが、古典演劇をやるという、なかなか珍しい組み合わせ。
毎年４〜５公演のスケジュールで１年を突っ走るキャラメルボックスですが、だいたいこの時期に、通常公演とは毛色の違う作品を小規模劇場でやっていますが、古典演劇は初めてじゃないかなぁ？
台本をだいぶ削って、全５幕を２時間に納めるというちからわざだったみたいですが、主人公のシラノの生き様やその愛は、それなりに伝わったのではないかと。
ただ、やっぱり自分が日本人なのか、フランス人の名前が頭に入ってこないwww
「三角関係」となるシラノとロクサーヌ、クリスチャンあたりは大丈夫だけど、ド・ヴァルベールだのモンフルリーだの「あれ、誰々が演じている役だから…」と配役確認しないと記憶できないっつーのは、なかなか難儀ですな。
しかし、100年以上も前に書かれた作品が、現代にも通じるってのはすごいねぇ。
で、この手の話って、日本人が好きそうな題材ですな。
今回、劇団のベテラン勢が誰ひとり出演しない、異色の「キャラメルボックス」。
これもまたアリだと思います。
来週のチケットが、まだけっこうな感じで余っているみたいですよー。
平日の集客はきっついよねぇ。
