pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

出版社の意図は…?

かつてパスティーシュという新境地を開拓し、現在に至っている作家・清水義範ですが、近年の著作が、教育に関する提言集であるとか、ビジネス文書を始めとした作文指導本等、ビジネスや道徳的な著作が増加していることに懸念を感じる。
講談社における、サイバラとのコラボは面白いし、もはや定番と化しているので良いのだが、その他においてはどうだろう?という感じ。

先月出版された最新刊も『スラスラ書ける!ビジネス文書』。そんな本はその手のプロに書かせておけば良いではないかー!と思ってしまうのだが。
今まで清水義範の文庫・新書はほぼすべて買ってきましたが、ぼちぼちこの手の著作はスルーしても良いかなと思い始めた次第。


出版社の意図として、小説家してよりも、論説家としての役割を期待しているのだろうか?