pekopon001’s diary

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[7月31日]笠ケ岳山行・第2日の記録

pekopon0012006-08-03


4時半に起床、ていうか、下の階でごそごそ準備をする音が聞こえたので、強制的に起こされたというべきか。
朝食を食べて装備を整え、6時にわさび平小屋を出発。下界は良い天気である。
登山口入口から、いきなりの急登が続く。九十九折りの道をひたすら登る。汗が滝のように吹き出す。

標高が上がるにつれ、雲が発生。青空が見えなくなってきた。
出発からおよそ4時間後、九十九折りの急登が終わり、杓子平に到着。ようやく目的地である笠ケ岳の稜線が姿を現す。スゲー!!これだよ、見たかった光景はっ!
天気は少し回復。
ここで昼食を取り、笠ケ岳の山容を見ながらしばし休息。

11時、杓子平を出発。稜線に出るまでの急登が続く。けっこうキツイよ〜。
およそ1時間半ののち、ついに稜線に出る。左に行くと笠ケ岳、右に行くと双六岳。我々の目的地は笠ケ岳なので、当然左へ進む。

稜線に出てしまえばこっちのもの。なだらかな尾根道を1時間弱歩き、やっと笠ケ岳山荘に到着。時間は13時45分。休憩含め、8時間の歩行。疲れた〜。山頂は、ここから15分程度登ったところにある。
天気は悪くなってきた。向かいに見えるはずの穂高連峰がまったく見えず。夕方に晴れないかなぁ?

とりあえず晴れるのを待って、小屋の食堂にてビールで乾杯。う、美味いッス。どんどん飲めちゃうね。
15時、若干天候が回復したので山頂へ。笠ケ岳(2897メートル)制覇!!
…でも、やっぱり周りは雲で何も見えません〜。奥穂高岳は?槍ケ岳は?ふえぇ〜ん。
30分ほど山頂で粘るも、天候は回復せず。話によると、昨日は最高に天気が良かったそうな。


笠ケ岳山荘に戻り、時々外を見るも、雲は晴れず。夕日でブロッケン現象発生。小屋と稜線の輪郭が雲に映し出される。ブロッケン現象を目撃するのは、7年くらい前の白馬岳以来かな?

明日は下山日。今日来た道を、ひたすら下る予定。膝がバカになりそうな予感。