pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

[8月1日]笠ケ岳山行・第3日の記録

pekopon0012006-08-04


3時過ぎに目が覚める。窓の外から、雨が地面を叩きつける音と、ゴォーという風の音。
…そう、天候は悪化していたのだ。昨日の天気予報によると、飛騨地方は「雨」だったからなぁ…。

4時半にちゃんと起きて、小屋の外へ。雨・風ともに止んでいた。これなら、下山に支障はなさそう。
朝食を取り、6時に小屋を出発。一面が白い世界。雲に覆われて何も見えない。視界は20メートル弱といったところか。

稜線を歩くと、下から吹き上げる風が強い。おまけにたっぷりと湿気を帯びているので、合羽を着て濡れないようにする。なだらかな尾根道が終わり、下りになって天候が変化。雲が途切れて青空が見えてくる。

8時20分、杓子平に到着。天候は完全に雨→曇り時々晴れの様相に。そして、昨日からまったく見えなかった穂高連峰が姿を現す。右から西穂高岳奥穂高岳涸沢岳、北穂岳…といった並び。最後になってやっと拝むことができましたな。

杓子平に別れを告げ、九十九折りの下り道をひたすら4時間。最後の1時間半は、昨日心配したとおりに、ひざがバカになりました。途中から左ひざに力が入らないでやんの。ひょひょこ歩く感じで。後方からおばちゃんに抜かれ「あらあら、若い人を抜いちゃったわぁ」などと言われる始末。次回からは下りのみ、サポーターを着けた方がよさそうだなぁ。

11時45分、ようやくふもとへ。わさび平小屋でプチ打ち上げ。ビール美味すぎ。ひやむぎ美味すぎ(笑)。
その後、新穂高温泉で入浴、松本市蕎麦屋で夕食。

東京には22時頃に帰ってきました。とりあえず洗濯だけしてから、そのまま寝る。疲れたお。

さて、10月に屋久島へ行く予定なのだが、宮之浦岳に挑戦するか否か。標高は2000メートル弱とはいえ、本州とけた違いの降水量に原生林の残る山道。プラス避難小屋にての自炊と来たもんだ。それに単独行だしなー。
…やっぱやめとこうかなぁ…。