皇帝、最速の証明

F1ブラジルグランプリ。
今シーズンの最終戦にして、ミハエル・シューマッハーのラストレース。また、ミシュランタイヤのラストレースでもあり、ルノーのスポンサーであるマイルドセブンのラストレースでもある。

録画していたものをやっと見たので、まあ結果は知っていたのですが、いやー、面白かったですな。
さながらミハエルのオーバーテイクショー。そうかー、F1ってこんなにオーバーテイクがあったんだー、と実感。トラブルで最後尾に落ちた結果とはいえ、久々にわくわくさせてもらいました。
おまけに、最後にファステストラップを記録して４位フィニッシュ。250戦を戦った男の最後の記録であり、それは「記憶」となって、皇帝は玉座を降りました。
塗り替えることができなかったのは、リカルド・パトレーゼの最多出走記録だけ？

そして、新しい皇帝はダブルタイトルを手みやげに、来シーズンはマクラーレンへ。アロンソは、このままミハエルの記録を目指して突っ走るのだろうか？

なんとびっくり、佐藤琢磨が10位フィニッシュ。ラップタイムも他チームと遜色なかったので、実力でもぎ取ったトップ10ですな。あのクソマシン（笑）が、よくぞここまで…。