pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

200勝の難しさ

えーっと、いつも私が書いていることの内容から考えると、まったくもって畑違いじゃないか〜というツッコミがあろうかと思いますが、急に思いついたので。

数字等の間違いは、すべて私の責任ですので、間違いがあればご指摘願います。何せ、薄っぺらいプロ野球ファンなのでw


この200勝というのは、もちろん日本プロ野球における、投手の通算勝利数です。
現役では、「ハマのおじさん」こと、工藤公康(9月9日現在、221勝)しか達成していない偉大な記録であり、これから先、何人が達成できるのか、非常に難しい記録です。あ、野茂(日米通算201勝)も一応現役ですな。今シーズンは「無所属」というだけで、本人から「引退」のことばはありませんからねぇ。


さて、工藤以外の投手に目を移すと、200勝に手が届きそうな投手は、国内では、中日の山本昌、西武の西口文也ということになります。


山本昌は、今シーズン中の達成に期待がかかりましたが、年齢的な衰えか、打ち込まれるケースが目立ち、今シーズンはいまだ2勝、通算で193勝と足踏み状態。
42歳という年齢を考えると、達成困難な状況になってきました。落合監督が、どこまで我慢して使い続けるかがカギとなりますが、とりあえず今シーズン中の達成は不可能となりました。


そして西口。今シーズンは現時点で8勝しており、通算では150勝。
残りは50勝と、まだ先は長いですが、直近の5年で57勝しており、故障を抱えながらも、安定した成績を残しています。今年で35歳と、故障との闘いはますます厳しくなりそうですが、ローテを守り続ければ、達成不可能な数字ではない、と思えます。


歴代の200勝投手を見ると、大昔のとんでもない記録(スタルヒンの42勝とかいろいろ)は置きますが、実働20年弱を、さしたる故障もなく、安定して二けた勝利を続けることが、この偉大な記録達成への条件となります。そして、衰えの出始める30代をどうするかがカギ。

近年では、200勝は確実と思われた、巨人の斎藤雅樹や、オリックス阪神星野伸之、そして今夏、パイレーツを戦力外になった桑田真澄あたりも、180勝前後で現役を退いています。星野の場合は病気による引退でしたが。


その他、200勝に期待の選手。

・巨人の上原は、8シーズンで102勝と、順調な成績でしたが、今シーズンはクローザーでの起用。
来シーズン以降、先発に戻るのか?豊田がまあ、クローザーで使えないってぇのはアレだがw


・現レッドソックスの松坂は、西武で通算108勝、今シーズンは現時点で14勝。年齢を考えると、日米通算200勝はテッパンか?


・ヤクルトの石井一久。日本で96勝、メジャーで39勝と、現時点で日米通算135勝。問題は、ヤクルトが弱小球団になりつつあるというところか。


野手の2000安打は、達成する選手が途切れることがありませんが、この「200勝」というのは、近代野球にとって、非常に高いハードルとなっています。
さて、私の目が黒いうちに、あと何人の200勝投手が出現するのか、はたまた出現しないのか!?


というわけで、長文失礼致しました。
だって、今日仕事が1本もねーんだもんwww(あ、言っちゃった)