pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

月に行った男たち

「ザ・ムーン」を観た。新宿では上映されていなかったので、池袋まで足を運びましたが、六本木でもやっていたみたいですね。
正確には、「in the shadow of the moon」というタイトルなので、直訳すればそのまま「月の影で」ということになりますな。


アポロ計画の発案から月面着陸の成功、その終焉に至るまでを、ミッションに参加した宇宙飛行士の証言とともに、当時の映像を交えて淡々と進んでいくドキュメンタリー。
ジム・ラヴェルマイケル・コリンズジョン・ヤングなど「当時」は世界で最も有名人だった彼らも、今ではみな80歳前後。
月面に立ったわずか12人の男たちの「最後の証言」となりそうな映像です。

核として語られるのは、どうしても「あの」アポロ11号と13号ということになってしまっておりますが、最後の月面着陸となった17号の映像まで、実に興味深い。

当時の熱狂を知らない私の世代(生まれていないからねぇ)としては、この大冒険物語が人々の心をいかにわしづかみにしたことかが伝わります。
だって、先日のように種子島からH2Aロケットが打ち上げられるだけでわくわくするんだぜ(あれ、オレだけ?)。ましてや有人宇宙飛行だもの。


ユージン・サーナンらが最後に月面着陸をしてからはや37年。
あれから人類が再びほかの天体に足を下ろしたことはありません。スペースシャトルの退役が迫り、宇宙計画の次期フェイズで、果たして再び人類は月ないし火星へ行くことができるのか。

「そのとき」まで、とりあえずアメリカがんばれ。ロシアでもいいけどw