未完…
10日近く山中から帰還せずという時点で、絶望的ではありましたが、改めて遺体が発見されるとショックです。
にょろろさんとも一昨日からいろいろ話してはいたのですが、最悪の結果になってしまいました。
私も登山を趣味とする人間ですので、臼井先生が滑落した荒船山について。
私自身、３年ほど前に登っているので（そのときの記録）。
関東在住の山好きなら、知る人ぞ知る名峰。
テーブルマウンテンという特異な形容もあり、穴場的な人気スポットです。歩行時間も１時間半弱と、中高年にも人気があります。
その形状から、平らな山頂を船に例えて、へさきに当たる部分が「艫（とも）岩」と呼ばれ、浅間山の雄大な景色を臨むことができます。
臼井先生が滑落したのはまさにその艫岩ですが、確かに断崖絶壁です。そーっと顔だけ出して下を覗きましたが、いやもう怖い怖い。垂直落下。
しかし、だからこそ、不用意に崖っぷちに立つなどということは決してしないのが、登山者のマナーです。
報道で「柵がない」だの「安全の配慮」などとのたまわれましたが、そこを突っ込んだら、ほとんどの山岳はアウトです。
双葉社の記者会見等で判明した、臼井先生の撮影した最後の映像が、艫岩からの崖下ということで、やはり足を踏み外したというのが正しい見解なのでしょう。
「コサキンリスナー」が１人逝ってしまいました。残念でなりません。合掌…。
