南極料理人＠テアトル新宿

久しぶりに映画館で映画を観てきました。
最近は新作のチェックもしていなくて…だめですなぁ。

南極観測隊の生活を描いた作品ですが、実に良作でした。
極限状態に生きていると、「食」というものがいかに重要であるか、そして彩りとなるのかが分かります。

赴任当初の食事シーンと、帰国直前の終盤のシーンでは、「メシを食う」という行為そのものは同じでも、それに対する姿勢が違います。

「西村くぅん、お腹すいたよ〜」
「これはまさしく…ラーメンだよ」

セリフの一つ一つが、じわっと来ます。

堺雅人や生瀬勝久、きたろう、豊原功補など、個性豊かな面々が織りなす観測隊員たちの物語。
エンドロールに流れる、ユニコーンの主題歌がこれまた良い感じでした。

「かもめ食堂」とかも同じ部類だと思うけれど、メシがうまそうな作品って、何かいいなぁ…。