pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

13年ぶりの再演でした

キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」@サンシャイン劇場


かつての看板俳優が集結して贈る、25周年公演の集大成。
89年、92年、97年に続いて、実に13年ぶり、4回目の上演。


97年のやつは観ているー。
確か新作(さよならノーチラス号)の予定が、成井さんが胃潰瘍で倒れて書けなくなって、急きょ上演したんだよね。あれがもう13年前かよ…


キャラメルボックスを代表する作品でもあり、キャラメル作品の中でも異色のメタフィクション
成井さんの作品は、概ね「現実と虚構の交錯」が盛り込まれますが、これに関しては、さらに突っ込んだところに。


劇中の主人公+劇中劇のキャラクターが交錯する上に、さらに劇中劇を演じた「現実の」俳優(つまり、上川隆也とか大森美紀子とか、劇団員本人が本人役で演じている)が話に関わってくるという、初見では「何のこっちゃ」っていうメタ・ファンタジーとなっております。


何はともあれ、上川隆也近江谷太朗、西川浩幸の3名が再び共演するというのは、実に感慨深いなぁ。
近江谷さんがボケまくって、上川さんがうんざりするようにツッコミを入れて、西川さんが硬軟入り交じった芝居で締める、という構図は、本当に面白い!
実に豪華な「同窓会」となった感じです。


実際、近年はあまりなかった、通路に補助席を置いて当日券の人が座るという盛況ぶりでした。
まあ半分は上川隆也効果なんだと思うけど(笑)。


25周年仕様のみき丸。


帰りに寄ったサンシャインシティのミニ水族館「サンシャインミニアクア」にて、ガラ・ルファ(ドクターフィッシュですな)に角質を取ってもらったんじゃなイカ〜!