pekopon001’s diary

はてなダイアリーから移管。ほぼ買い物メモですが…

誕生から43年!

超人ロック SPECIAL NIGHT 2011@ロフトプラスワン


第1作「ニンバスと負の世界」の発表から43年。
現在も新作が連載されているまさに化け物コミックですが、今回のイベントは、そんな超人ロックが好きで好きでたまらない人間ばかりが集まりました。


第1部では、司会進行の小林治氏のもと、樹崎聖、黒丸、ときた洸一佐藤マコトら漫画家によるトークショー
いかにロックが好きか。どんなエピソードが好きか、もしも超人ロックに会えたらどうしたいか等々、質問に対して漫画家らしく、スケッチブックにイラストを描いて答えながら進行。
「ランに2日間変身させてもらって1人で楽しむ」とか「抱いてもらう」とか、変態だーっ、いう答えもありましたwww


樹崎「ジャンプで最後の頃には、好きな漫画を描かせていただいたのですが、それがもう超人ロックに影響された作品で…」みたいなことを言われていましたが、ははーん。
それは「タキオン・フィンク(で合ってる?)」ですね。
不老不死の主人公でした。単行本は実家にありますぜ。あれは面白かったっ。


休憩を挟んでの第2部は、作者の聖悠紀先生が登場してのトーク

あの緻密なストーリーが、実は毎週思いつくままにキャラクターを動かして進めていた結果だったり、作者的に思い入れのあるキャラクターも「特に思いつかない」とのことだったり、「ニンバスと負の世界」を描いた時には、「ここまで長く描き続けることになるとは思わなかった」ということだったりと、意外にもアバウトな40年だったようです。


途中、作画グループのばばよしあき氏もステージに来て、いかにして超人ロックが商業誌に連載されるようになったかの昔話(ジャンプが当初は一番乗り気だったんだって)もしてくれたりと、トータル3時間オーバーの濃いイベントでした。


いやまあ何が楽しかったって、超人ロック好きだけが集まったイベントだもの。
1シーンのイラストだけで、「そうそうあの話ねー」って膨らむところですな。
こういう場じゃないと、超人ロックの話なんて、欠片も出てこないよねぇ。


今イベントの記念として、雑誌連載時の扉絵を集めたミニ画集のようなものをチャリティーで販売、東日本大震災義援金に充てるそうです。
あと、今日のイベント参加者に、以前刊行された完全版の特典?で製作されたしおりがプレゼントされました。これはうれしい。