オリンピック周期で活動していますねw

TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-　２日目＠日本武道館

2008年の「SPEEDWAY」ツアー以来、４年ぶりのライブ。
08年以降、まあいろいろありましたからねぇ。

昨日の公演を観に行っていないので、違いはよく知りませんが、今回のライブは、２日間で前後編の体裁を取っていたとのこと。
セットリストが多少変化したようです。

2014年の未来から「母船」で2012年の武道館にやって来たTM NETWORKが、我々にとあるメッセージを伝える…ってSFなストーリーみたいです。パンフレットにもそんな感じの説明がされていましたし。
完全なコンセプトライブのため、ウツのMCも最小限で、ほとんど喋りません。アンコールもなし。２時間の「物語」が濃密に描かれました。
近年のTMが、けっこう肩の力を抜いた穏やかなステージだっただけに、ここまで「演出」と「物語」に力を入れるのは、2001年の「Major Tuun Round」ツアー以来かな？

「母船」から降り立ったTMの３人がステージに立ち「We Love the Earth」からスタート。
中盤で新曲「I am」お披露目、最後は今回のライブにふさわしい「TIME MACHINE」で締め、３人は再び「母船」で未来に帰って行くという演出。
セットリストの大半は旧曲が占め、近年の楽曲は、前述の「I am」と前作のアルバムから「action」の２曲のみ。
コンセプトが「過去へのタイムスリップ」ってことだから、あえてそうしたのかもしれませんが、SF的なステージだったので、個人的には「IGNITION, SEQUENCE, START」をやって欲しかったなぁ。

まあ演奏して欲しい楽曲なんて、TMファンの中でも千差万別なので、言うだけきりがないのですがw

今回の２Daysは、2014年がTM NETWORKのデビュー30周年ということで、それに向けての序章という位置付けにしたかったんですかねぇ？
開演前から、スクリーンにはカウントダウンの数字が流れていたのですが、終演と同時に、数字がゼロ→再びカウントアップを始めたので、そのようなメッセージであったのかと。
パンフレットにある「2014年の任務完了」という小室先生のメッセージが、「任務完了＝解散」という捉え方もできますが、まあそもそもが1994年にいったん「終了」していますからねぇw
それに、TMの３人も５年後には還暦ですし、過度な期待を持たずに見守るのがベターかもしれませんね。

そんなTM NETWORKの活動周期ですが、

1994年にTMN「終了」。
98年にTM NETWORK「復活」。
2000年に「Major Tuun Round」ツアー開始。
04年に「DOUBLE-DECADE」ツアー。
08年に「SPEEDWAY」
そして今年のIncubation Period。

うーん、見事なほど、活動がオリンピック周期だ（笑）
んで、30周年が2014年、ソチオリンピックっと。

そういえば、ゲワイのときにかっこよく入るはずが、シンセから音が出なくてあわててつまみを直す小室先生に笑った。
ゲワイであんなミスするって珍しいwww

何はともあれ、４年ぶりのライブ、チョー楽しかった。
今後の活動も楽しみです。